アパート・マンションの鍵の種類 大切な入居者を守る防犯性に優れた鍵を紹介します
マンションやアパートを経営するうえで気になるのが、空き巣対策 […]
車社会のイメージがある日本ですが、自転車保有率は世界で6位となっており、多くの人が自転車を利用しています。賃貸アパート・マンションにおいても、自転車置き場の需要は高く、自転車置き場がないことで、候補から外れてしまうことも少なくありません。
そこで今回は、賃貸アパート・マンションの自転車置き場にスポットをあてて、設置するメリットや自転車置き場の種類について解説していきます。空室対策にも効果的ですので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
2020年から広まったコロナ禍において、密を避けて行動することが感染予防として効果的とされています。そのため通勤や通学の際、電車やバスといった公共交通機関ではなく自転車で移動する人が少しずつ増えてくるようになりました。
自転車需要の増加にともない、駅の周辺や施設などにも自転車置き場の設置が増加しています。賃貸物件においても自転車置き場が設置されている物件は需要が高いため、入居率のアップに必要な設備ともいえます。
自転車需要が増えている現在において、賃貸アパートやマンションを探す際に、自転車置き場があることは入居の決め手ともなります。ここからは、自転車置き場を設置するメリットをいくつかご紹介していきます。
賃貸アパートやマンションで、自転車を保管する際に心配なのが盗難です。自転車置き場を設置することは、盗難を予防する意味でもメリットがあります。
特に屋内にある自転車置き場では入り口に鍵がついていることも多く、入居者以外は入れないことがほとんどです。不審者に遭遇する危険性もなく、入居者の安心にもつながります。
自転車置き場がない場合、無造作に置かれたり敷地外にはみだして置かれたりすることがあります。しかし、自転車置き場を設置することによって、外観が乱雑になるのを防ぐことができます。
また、アパートやマンションの敷地内に、無断で自転車を放置されて困ってしまったという経験はないでしょうか。敷地内に自転車置き場を設置した場合、入居者以外の人が無断で放置しづらくなり、その結果外観がきれいに保てます。内見に訪れた人からのイメージも良くなり、入居率のアップにもつながるでしょう。
屋内スペースに自転車置き場がある場合は、雨風を防ぐことができますので、自転車が錆びたり傷んだりするのを防いでくれます。屋外であっても屋根付きの自転車置き場であれば、強風や豪雨などから自転車を守ってくれます。高価な自転車を持っている入居者にも、好印象を与えることができるでしょう。
自転車置き場と一口にいっても、さまざまな種類があります。自転車置き場にはどんな種類があるのか、詳しく見ていきましょう。
アパートやマンションでもっともスタンダードなのが、スチール製の自転車置き場です。錆びやすいのがデメリットですが、その分費用を安く抑えることができます。
アルミ製の自転車置き場は錆びにくいのが特徴で、外に設置する場合におすすめといえます。種類も多くメンテナンスも簡単なので、これから需要が増えそうなタイプともいえるでしょう。
ラックタイプの自転車置き場は自転車の車輪を収納できるのが特徴で、平面式のラックや2段式ラックなどの種類があります。置く場所を固定できるので、入居者間のトラブルを防ぐこともできます。また、上下2段に収納することができる2段式ラックの場合、狭いスペースでも自転車を多く収納することが可能です。
自転車置き場を設置するほどの敷地はなくても、テントのような屋根があれば、簡易的に自転車置き場を作ることも可能です。狭い敷地でも設置でき、さらに後付けで設置する場合にもおすすめです。
最後に、室内に置ける自立式の自転車ラックの設置もおすすめです。敷地内に自転車置き場を設置するスペースがない場合に、室内ラックを利用すると良いでしょう。
主な置き場所は、各階のデッドスペースや各部屋の玄関や部屋の中などになります。室内にあれば、値段が高めの自転車を所有している人も安心して利用できるでしょう。
また、自立式の自転車スタンドを活用するとディスプレイのように飾ることができるため、おしゃれな部屋づくりにも役立ちます。
今回は賃貸アパートやマンションの自転車置き場について解説しました。自転車を利用する人が増えている現在、自転車置き場の設置を求める声も徐々に増えています。自転車置き場の設置にはコストがかかりますが、その分メリットも多く、何よりも入居者の安心につながります。入居率や更新率のアップにも有効なので、気になる方は自転車置き場の設置を検討してみてはいかがでしょうか。