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経営している賃貸物件のエアコンや給湯器といった設備が急に故障した、というような経験はないでしょうか。まだトラブルにあったことはない大家さんも、将来的に起こり得る可能性が高いのが設備の故障です。そんなトラブルに対して、「設備保証」という制度が活用できます。今回は、設備トラブルで困っている大家さんや、設備保証を検討している大家さんに向けて、設備保証におけるメリットやデメリット、故障対応と費用の例などを解説していきます。
目次
賃貸の設備保証とは、「賃貸物件を対象とした建物内の設備の交換や修理を保証してくれる」保険です。対象は会社によりさまざまですが、保証できる建物の築年数や保証期間が定められています。
入居者からのクレームで設備の故障が発覚した大家さんは、まず設備保証会社に連絡しましょう。会社によっては、大家さんが修理業者に直接連絡することもあります。連絡後すぐに修理業者が入居者の部屋に来訪し、修理を対応してくれます。
設備保証のサービスを利用していないと、もしものトラブルの際も業者を探したり見積もりを取ったりと時間と手間とがかかってしまい、入居者からのクレームにつながりやすいです。
設備保証に契約年数内で何度故障しても保証してもらえるため、都度かかる修繕費用が基本的にかかりません。突然起こるトラブルにも安心して対応でき、迅速な対応で入居者の満足度が上がるといったメリットがあります。
保証してくれる設備例は、以下の通りになります。
・エアコン
・換気扇
・インターフォン
・給湯器
・コンロ
・洗浄機能付き便座
・浴室乾燥機
対象の設備は会社によって異なるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
設備保証を活用することで経年劣化による故障や、基盤不良によって正常に作動しない場合に保証が適応され、メーカー保証とほぼ同様の対応をしてもらえます。
設備保証に入っていないと、トラブルが発生した際に修理業者の選定が必要です。はじめての修理業者の場合は、見積もりの依頼から回答まで時間がかかり、その間も入居者を待たせてしまうことになります。
さらに、故障箇所によって修理業者が違えば、その都度一から修理依頼をする必要があり、手間がかかってしまいます。
設備保証に入っていれば対象範囲内のサービスは毎月の保険料だけで修繕費は不要です。しかし、設備保証に入っていなければ全額負担しなければいけません。
次に、具体的な対応内容や費用を見ていきましょう。
冷房や暖房など、年間通して使うことも多いエアコンは、突然故障してしまうと入居者からのクレームは避けられないでしょう。設備保証に入っている場合といない場合の、故障対応と費用を解説します。
エアコンが故障すると、入居者から大家さんに連絡が入ります。大家さんが設備保証会社か紹介された修理業者に連絡をすると、業者が駆けつけ故障箇所の修理や交換工事を行います。
エアコンの設備保証の上限金額相場は3〜10万円。この範囲に収まる場合は、修繕費を支払う必要はありません。
設備保証に入っていないエアコンが故障すると、大家さんは入居者から連絡が入ったらすぐに修理業者を探す必要があります。修理業者の費用は業者によって違うので、本来は複数の業者から見積もりを取って比較すべきですが、夏場や冬場など、入居者が早急なエアコン修理を要求している場合は、そのような時間は取れないのが実情です。
修理業者を決定した後は修理や交換工事をしてもらい、修理業者へ支払いを行います。
設備保証に加入していない場合のエアコン修理の相場は、故障箇所によって異なりますが7千〜16.7万円ほどです。業者によっては出張費などの諸経費がプラスになる場合があります。
給湯器が故障すると入浴が不可能になってしまうので、素早い対応が必要になります。
ここでも、設備保証に入っている場合といない場合の故障対応と費用を見ていきましょう。
エアコンの場合と同様、給湯器が故障すると大家さんに入居者から連絡が入ります。設備保証会社から紹介された修理業者に連絡をした後、業者が駆けつけ給湯器の修理や交換を行います。
給湯器の設備保証の上限金額相場は6〜25万円ほどです。この範囲に収まれば、修繕費は不要です。給湯器の修理費用は下記で説明している通り高額ですが、25万円までの保証があるので大きな出費を防ぐことができます。
こちらもエアコン同様、入居者から連絡後すぐに修理業者を探さなければいけません。修理業者が決まれば工事日を定め、修理や交換の工事をしてもらい金額を支払います。毎日使われる給湯器は、できるだけ素早い対応が必要です。
設備保証に加入していない場合、給湯器修理は5〜27万円が相場です。さらに3〜
4万円前後の工事費も必要となります。
設備保証に入っていれば、いきなり27万円もの出費をする必要がありません。
設備保証会社は、主に以下の点で違いがあります。
・月々の保険料
・対象設備
・上限金額
・保証期間
・保証できる設備の製造年数
長期的に保証をしてほしい大家さんは保証期間が長いもの、月々のコストを抑えたい大家さんは保険料が安いものを選ぶといった、経営プランに沿った設備保証会社を選ぶことが重要です。
突然の故障に対応してくれる設備保証は、賃貸経営のリスクを軽減するために検討するべき保険です。設備修理の迅速な対応は入居者の満足度も上がり、長く住み続ける理由にもなります。
会社によって保証内容は異なるので、賃貸経営のプランをベースに考え、慎重に会社選びを行いましょう。