【大家さん向け】すぐできる!アパートの防災や共用部に備蓄すべきアイテムを紹介
今や、毎年のように大雨や地震などの自然災害が起こっており、多 […]
アパートに空室が発生し、入居者の目処がたたないと家賃収入が減少してしまいます。空室リスクを軽減させるためには、空室対策をしっかりとおこなっておく必要があります。
アパートの空室対策のポイントは、「入居者が喜ぶ」入居者目線の設備を完備することなので、しっかり押さえておきましょう。今回はアパートの空室対策に効果的かつ比較的低コストで導入できる設備を紹介していきますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
空室対策として、おもにリフォームやリノベーションをおこなうこと、家賃を下げることの2点が挙げられます。しかし、リフォームやリノベーションをしようとすると、高額な費用がかかります。また、家賃を下げると収入の減少につながるため、そのような方法はなるべく避けたいと考える大家さんも多いのではないでしょうか。
ここからはリーズナブルで取り入れやすく、入居者に喜ばれるプラスαの設備を、管理のプロであるエイブル管理担当者が紹介していきます。
リーズナブルかつ需要が高い設備として挙げられるのが、室内物干しです。洗濯物を外に干すと入居者の年齢層や性別、世帯人数などがわかってしまうため、防犯上、室内に洗濯物を干す人は増加傾向にあります。乾燥機付き洗濯機もありますが、サイズが大きいため、アパートの洗濯槽置き場には設置できないこともあります。
室内物干しを設置していれば、余計なスペースを使わない分、部屋を広く使えます。室内物干しが必要ないとしても、とくに邪魔になったりスペースを取ったりするものではないので、あって困らない設備として高い人気となっています。
「梅雨の時期・コロナ禍・黄砂・花粉・PM2.5・排気ガスなどの影響で、室内物干しの需要は非常に高まっています。寒冷地で冬は洗濯物を外に干せない、下着を外に干したくないという入居者様も多いはず。さらに防犯上のメリットもあります。ぜひお試しください!」管理担当者N
ウォールミラー(姿見・全身鏡)付き物件は、とくに女性人気が高いという特徴があります。身だしなみの最終チェックは、玄関でするのが理想的です。
持ち家であれば、玄関の壁に鏡を取り付けることはできますが、賃貸物件の場合は壁に穴を空けられず、設置することができません。また玄関スペースも、置き鏡を設置できるほどの広さがない物件が多く、あきらめてしまう方も少なくありません。
最初からウォールミラーが取り付けられていれば、外出前の身だしなみチェックができるようになります。床に設置するタイプの鏡は地震などで倒れやすいため、安全面から考えても、部屋の設備にウォールミラーを取り付けるのはベストな選択といえるでしょう。
「お出かけ前に、身だしなみや全身コーデを最終チェックできる全身鏡は入居者様に人気のアイテムです。床に置くタイプの鏡はスペースを取られますし、出し入れも移動も面倒。ウォールミラーなら、省スペースで済むため部屋を広く使うことができます。物件の玄関に設置することで、きっと入居者から喜ばれるでしょう」管理担当者T
「2021年この設備がなければ決まらないランキング」では、単身者向け物件で2位、ファミリー向け物件では1位にランクインしているのがテレビモニター付きインターホンです。音声だけのインターホンでは相手を確認できないため、単身者はもちろんファミリー世帯でも、相手をきちんと確認できるテレビモニター付きインターホンは今や必須設備と言えるでしょう。(出典元:『週刊 全国賃貸住宅新聞』2021年10月18日号)
防犯対策として設置するのであれば、オートロックや防犯カメラのほうがよいと思う方も多いでしょう。しかし、テレビモニター付きインターホンであれば来客者が不審者かどうかすぐに判断でき、子どもの防犯対策としても有効です。
物件によっては室内物干しやウォールミラーよりもコストがかかってしまいますが、今後は設置されていて当たり前の設備となってくるものなので、今から導入しておくことをおすすめします。
「テレビモニター付きインターホンは、一人暮らしからファミリーまで幅広く支持されている設備です。コロナ禍でインターネットショッピングを利用されている方が多く、荷物を受け取る場面が増えているので、入居様にとってはセキュリティー上の安心材料になります」管理担当者T
空室の期間は長引けば長引くほど収入減につながるので、少しでも早めに空室対策をおこなうことが重要です。緊急時にそなえて空室対策をおこなっておけば、物件価値も向上し入居率もアップすることになるでしょう。エイブルは単にアパート管理をするだけでなく、空室対策の提案もおこなっているので、空室に悩んでいる大家さんは一度相談してみてはいかがでしょうか。