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入居者のゴミ出しトラブルへの賃貸オーナーの正しい対応は?ルール違反の防止方法を解説

賃貸管理
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#トラブルを解決したい
入居者のゴミ出しトラブルへの賃貸オーナーの正しい対応は?ルール違反の防止方法を解説

入居者から受けるクレームの中でも「ゴミ出しのマナー違反」はクレームの入りやすいもののひとつです。。賃貸経営をしていてゴミ出しルールを守らない入居者がいる場合、オーナーとしてどのような対応をするのが適切なのでしょうか。

そんなお悩みや不安を持つ賃貸オーナーへ、この記事ではゴミ出しルール違反入居者への正しい対応の仕方と、おすすめの防止方法について解説します。

ゴミ出しルールを違反する入居者がいる場合には、正しい対応を取ることが必要

戸数の多い大型集合住宅の場合、専用のゴミ置き場を設置していることが多いですが、住宅の規模やエリアによっては近隣住民と共同のゴミ捨て場を利用するケースもあります。また、分別方法もエリアによって大きく異なります。

ゴミ出しには、さまざまなルールがあったり、生活時間帯が異なったりすることなどが、ゴミ出しのルールを守らない・守ったつもりが守れていない入居者が出てくる原因だと言えるでしょう。

ゴミ出しルールを違反する入居者が出てくると、カラスや野良猫によるゴミの散乱、悪臭の発生など衛生面でのトラブルに発展します。そのため違反入居者が出た場合、賃貸オーナーとしては迅速に対処する必要があるのです。

ゴミ出しのルール違反はモラルの低下につながる

シンプルに言えば、ゴミの出し方は個人のモラルによるところが大きいです。誰かが分別せずにゴミを出していたり、回収日ではない曜日にゴミを出していたりすると、他の入居者も「ここまでは大丈夫」と少しづつ同じようなルール違反をするようになる可能性があります。

ゴミ捨てのルール違反を放置しておくと、個人のモラルの低さが伝播する形でマンション全体のモラルの低下につながってしまうのです。

ゴミ出しルール違反入居者への対応

実際にゴミ出しルールを守らない入居者が出た場合、まずは以下の対応①から始めてみましょう。それでも改善しない場合の対応策として④までご紹介していますので、ケースバイケースで試してみてください。

対応その①:ルール違反しているゴミの出し方について注意書きを行う

「ゴミ出しで分別がされていない」「ゴミ出しの曜日や時間帯が守られていない」など必要な注意を記載した貼り紙を、マンション全体に知らせるように掲示板等に掲載します。入居者全員に知らせることで、きちんとルールを守っている人にも改めて気を引き締めてもらう意図もあります。

これで改善されない場合には、ルール違反の対象ゴミの写真もあわせて掲載してみましょう。ルールを守ったつもりが守れていない入居者は、自分のゴミの出し方がルールに則れていないとわかるため、改善を行ってくれる可能性が高いです。

対応その②:ゴミの開封や防犯カメラの設置で違反者の特定をすることを掲出

写真付きの注意書きをマンションの掲示板に掲示しても改善されない場合は「ゴミ出しのルール違反を行っている入居者を特定する」旨を張り紙などで警告します。特定する具体的な方法としては、ゴミの開封、防犯カメラの設置などです。

行う対策について具体的な方法を記載しておくと、そこでゴミ出しルールの違反がなくなることもあります。

対応その③:ルール違反している入居者へ文書で通知

ここまでしてもルール違反がストップしない場合には、実際に違反者を突き止め、本人に文書で以下の内容を伝えます。

・ゴミ出しルールの徹底
・改善が見られない場合は契約解除

対応その④:手を尽くしても改善が見込めなければ「契約解除・民事裁判」も視野に

違反者本人へ文書で通知したうえで話し合っても解決しないケースもあります。このような場合には、賃貸借契約の解除や民事裁判として訴えを起こす必要性も出てくるでしょう。

入居者以外の投げ込みや不法投棄にも注意!

「ゴミ出しのトラブルで入居者からクレームが入り、防犯カメラを設置してみたら、マンション専用のゴミ箱なのに外部の人が分別せずに捨てていた!」というケースもあります。

入居者以外のゴミの投げ込みや不法投棄が判明した場合には、該当ゴミの写真と、次回は警察へ通報する旨の警告文書を掲示しましょう。見つけたらすぐに対処するのが、外部からのトラブルを増やさないポイントです。

未然にゴミ出しトラブルを防ぐために取り入れたいこと

ゴミ出し トラブル2

通報や民事訴訟まで発展させないためにも、以下の方法でゴミ出しトラブルを未然に防ぎましょう。

24時間ゴミ捨て場の導入

最近は24時間いつでもゴミ捨てが可能なマンションが人気です。24時間ゴミ捨て場は囲われていて屋根もついているものがほとんどで、入居者が出したゴミはダストシュート型になっていたり、自治体のごみ収集日にあわせてマンションの管理人が分別を行ったりしてくれたりなど、さまざまなスタイルがあります。

これであれば、入居者がゴミ捨ての時間に追われることもなく、管理人やオーナー側のストレスもなくなるでしょう。

防犯カメラの設置の導入

防犯カメラの設置は、ゴミ捨てルールを違反しようとする人に対して大きな抑止力となります。実際にゴミ捨てルールの違反・クレームが発生する前に、防犯カメラを設置することをおすすめします。対策に予算を避けない場合は、ダミーカメラを設置しておくだけでも、一定の効果は望めるでしょう。

自主管理から管理会社の管理に変更

賃貸物件の管理を自分で行っているオーナーさんも多いですが、実際のところ物件の管理内容は多岐にわたり、手間暇がかかるため大変です。ゴミ出しルール違反をはじめとするトラブルは、特にきちんとした第三者的協力者を間に入れることで大家さんの負担を減らすことができます。対策に時間を避けない場合などは、自主管理から管理会社による管理へと変更するのも良いでしょう。

エイブルに管理を任せれば、さまざまなトラブルや入居者対応への対策も行うため安心です。

ゴミ出しトラブルは入居者早期退去の原因に!早急に対策しよう!

ゴミ出しルールの違反トラブルは、物件全体のモラルの低下につながります。この場合、迅速で適切な対応が必要ですが、長期的な対応になってしまうことも少なくありません。トラブルの長期化を避けるためにも、エイブルに物件管理の依頼を検討してみてはいかがでしょうか。

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