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外壁リフォームは補修・塗装・新装の3種類!メリット・デメリットや注意点を解説

リフォーム・リノベーション
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#空室を早く埋めたい
外壁リフォームは補修・塗装・新装の3種類!メリット・デメリットや注意点を解説

建物にひび割れや塗装の剥がれが目立ち、外壁リフォームを検討している大家さんも多いのではないでしょうか。

外壁は常に雨風や紫外線にさらされているため、年々耐久性が落ちていきます。そのため、メンテナンスを怠ると、建物の寿命はどんどん短くなるのです。

今回は外壁リフォームの種類とそれぞれのメリット・デメリットについてお伝えします。建物にも、定期的なメンテナンスを行いましょう。

状況別!外壁リフォームのメリット・デメリットや目安となるタイミング

外壁リフォームには、「補修」「塗装」「新装」という3つの方法があります。しかし、どのようなものが適しているのでしょうか。

外壁の劣化状況に適したリフォーム方法を、メリットとデメリットを踏まえてご紹介していきます。

外壁補修

外壁補修は、ひび割れや外壁のつなぎ目にあるゴム部分の劣化を補修する工事です。費用が抑えられる、工期が短いというメリットがある一方で、作業跡が目立ちやすいというデメリットがあります。

なお、5年に1度くらいのタイミングが、工事の目安といわれています。

外壁塗装

外壁塗装は、外壁に塗料を塗ることでその建物の寿命を延ばす施工になります。

外壁の塗料には、耐熱性や耐水性、カビや汚れに強いなどさまざまな種類があります。環境に適した塗装をすることで建物の耐久性が向上するだけでなく、外観が新築のような姿に生まれ変わるのは大きなメリットです。

ただし、外壁の劣化具合によっては、塗装によるリフォームが難しい場合があります。外壁塗装をせずに放置しておくと、劣化が進んでしまい、余計な費用がかかってしまうことも少なくありません。定期的なメンテナンスを怠らず、適切なタイミングで行いましょう。

塗料により耐久年数が変わりますが、10年から20年を目安に塗装を行うとよいでしょう。

外壁新装

外壁新装は外壁ごと一新するもので、「重ね張り」と「張り替え」の2つのリフォーム方法があります。

「重ね張り」は、外壁の上からさらにサイディングと呼ばれる外壁材を張り付ける工事です。

外壁が二重になるため、断熱性と遮音性が高まる効果があります。また、外壁を外さない分費用が抑えられるうえに、新築のような外観になるのもメリットです。

しかし、外壁を重ねるため重くなり、耐震性が低くなってしまいます。軽量のサイディングもあるので、リフォーム業者と適切な壁材を選びましょう。

「張り替え」は外壁を撤去し、新しい外壁にする工事です。

まったく新しい外壁になるので、建物の寿命が長くなります。また外壁をすべて取り外してしまうので、内部の補修を行うことができたり、軽い外壁材を使用し耐震性を高めることも可能です。外壁材自体を変えるので、これまでとは違うデザインにしてイメージを変えられます。

さまざまなメリットがある「張り替え」工事ですが、費用がかかり、工期も長めになってしまいます。また、取り付け費用のほかにも外壁の解体費用と撤去費用がかかるうえに、大がかりな工事となるので、周辺への配慮も必要です。

外壁リフォームに失敗しないための方法

外壁

外壁リフォームは、建物を安全に維持するために必要なものですが、決して少なくはない費用がかかるため、なるべく失敗はしたくないものです。

外壁リフォームで失敗しないためには、外壁材選びが大切となります。それぞれ特徴が異なるため、機能性やデザイン性によって外壁材を選びましょう。

外壁材には主に以下の4つがあります。
・サイディング
・ALC
・モルタル
・タイル

「ALC」は軽量気泡コンクリートのことで、断熱性や耐火性に優れた軽量の外壁材です。

「モルタル」はセメント・砂・水でできた外壁材で、表面の仕上げによりデザイン性のある外壁になります。防火性に優れていますが、ひび割れしやすい性質を持っているため、選ぶ際は注意が必要です。

「タイル」は粘土を焼き固めたもので、耐久性があり傷つきにくいという特徴があります。基本的にメンテナンスをしなくてもよいものになりますが、価格が高く、初期費用がかかる点がデメリットです。

外壁材の中でも特に人気!サイディング材の種類と特徴

外壁材で最も多く使用されている「サイディング材」は、工期が短く費用も比較的抑えられ、デザインも豊富です。

その「サイディング材」には以下の4つの種類があります。
・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・樹脂系サイディング
・木質系サイディング

「窯業系サイディング」はセメントが原料のサイディング材です。低コストでデザインが豊富、さらに耐震性に優れているため、サイディング材の中でも主流となっています。ただし、約8〜10年でメンテナンスが必要になることを覚えておきましょう。

「金属系サイディング」は、軽量で断熱性、耐凍害に優れています。メンテナンス時期は約10〜15年です。

「樹脂系サイディング」は雨に強く耐久性に優れており、色褪せすることはほとんどありません。メンテナンス時期は約10〜20年ですが、デザインが限られるというデメリットがあります。

「木質系サイディング」は断熱性のあるサイディング材です。木の温もりがあるナチュラルなデザインになりますが、吸水性があるためこまめなメンテナンスが求められます。約7〜10年がメンテナンスの目安時期です。

まとめ

外壁リフォームには「補修」「塗装」「新装」の3つの方法があることをご紹介しました。

外壁の小さなひび割れや剥がれには気づきにくいものです。しかし定期的にメンテナンスを行わないと、雨水により内部が腐ってしまうことも少なくありません。入居者が安全に暮らせない物件となってしまい、空室にもつながります。

建物を守るために外壁リフォームは必要なものです。費用もかかるため後回しにしてしまいますが、適切なタイミングでメンテナンスを計画的に行いましょう。

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