3点ユニットを分離して入居率アップ!ポイント・注意点をご紹介します
3点ユニットとは、バス・トイレ・洗面所が一緒になったユニット […]
賃貸物件の人気設備として挙げられるのが洗面台です。特に女性は、部屋探しの条件の1つとして重要な設備であり、洗面台のクオリティーによって入居率も変わってきます。しかし、新たに洗面台を設置するにはリフォームが必要となる場合がほとんどでしょう。
そこで今回は、洗面台のリフォームのポイントや注意点を解説します。洗面台のリフォームを検討している大家さんは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
部屋探しに求める条件はさまざまです。新型コロナウイルスの影響で、お家にいる時間が増えた今、家の設備を充実したいと考える人が増えています。特に単身者では、インターネット環境はもちろん、オートロックなどの防犯設備もお部屋探しの条件の1つになるでしょう。
2020年「全国賃貸住宅新聞」で発表された「人気設備ランキング」によると、独立洗面台は6位にランクインしています。この「人気設備ランキング」は、「この設備があれば周辺の相場より家賃が高くても決まる」というもので、日頃より店頭で接客している、賃貸仲介業者や管理会社の声からなるものです。
空室対策でお悩みの大家さんにとって、興味深い内容になるでしょう。洗面台の有無によって入居率が大きく変わりますので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
参考元:全国賃貸住宅新聞
洗面台のリフォームで気になるのが施工期間です。施工自体は半日で終わりますが、周囲のクロスや床の張り替えも行う場合は1〜2日かかります。しかし、リフォームを思い立っても、その日に施行できるという訳ではありません。
リフォームを決めてから施工完了までは、人員や商品在庫次第で変動しますが、約2週間~1.5ヶ月程度かかります。
<リフォームの流れ>
1.現地調査の手配
2.現地調査
3.見積もり作成・受け取り
4.比較・検討
5.契約
6.施工開始
7.施工完了
以上の流れとなります。お付き合いのある不動産会社やリフォーム会社に依頼するのであれば比較検討の期間も短くなりますので、1ヶ月前後になることもあるでしょう。
洗面台のリフォームには注意点がいくつかありますので、ご紹介していきます。
洗面台とは、歯磨きや洗顔をするための台であり、洗面ボウルと水栓、鏡といった最低限の設備となります。一方、洗面化粧台とは化粧やひげ剃りなどの身だしなみを整えるために、コンセントや照明、収納などの機能が備わった設備です。
洗面台と洗面化粧台では値段も違ってきますので、予算に合わせて選ぶのも大事ですが、一般的には収納やコンセント、照明付きの洗面化粧台が人気となっています。
賃貸物件の場合、洗面台を置くスペースが限られています。大きすぎても邪魔になりますが、小さすぎても隙間などのデッドスペースができてしまいます。
サイズに関しては、洗面台の設備メーカーや施工会社としっかり打ち合わせを行うことが重要です。
最近はデザイン性のある洗面台も多くありますが、お手入れのしやすさも重要です。入居者によってお手入れの頻度は違いますが、長くきれいに使ってもらうことが大事です。デザイン重視で選んでしまい、お手入れのしにくい洗面台にならないように注意しましょう。
洗面台は、毎日使うものです。誰もが使いやすいような一般的に操作性のよい洗面台を選びましょう。また、コンセントの数や収納力なども、内見の際に入居者がチェックするポイントでもあります。
それでは実際に、洗面所の一般的なリフォームアイディアをご紹介します。
洗面台だけをリフォームするのではなく、周りの空間もリフォームするとおしゃれな空間になります。洗面台付近のクロスをアクセントクロスにしたり、おしゃれなタイルフロアに変えたりすると、見違えるほどおしゃれになるでしょう。
賃貸住宅で大事なのが収納です。収納力のある洗面台を選ぶのはもちろんですが、周辺のデッドスペースにも収納スペースを作るのもおすすめです。
洗面台はもともとあるけど、独立した洗面台ではなかったという物件の場合は、アイディア次第でおしゃれなものになります。
収納付きの鏡を壁に設置したり、トレーなどを取り付けたりすることで、独立洗面台風になります。また、鏡にLEDライトなどで間接照明を取り付けてもよいでしょう。
今回は、洗面台のリフォームのポイントや注意点を解説しました。洗面台付きの物件は人気があります。ちょっとしたアイディアで入居率がアップしますので、洗面台のリフォームを検討している大家さんは、ぜひ参考にしてみてください!